社内恋愛を禁止する理由
社内恋愛は是か非かなんて前時代的な発想かと思いきや、いまだに社内禁止というところが結構あるそうです。一体何故、社内恋愛は禁止されるのでしょうか。
社内恋愛禁止の理由として想定されるのは、恋愛が会社に悪影響を及ぼすことが考えられるから。社内恋愛がうまくいっている間はいいのですが、上手くいかなくなったときには当然、仕事上にもおいてもギスギスして、まわりの人たちにも不快感を及ぼしていきます。エスカレートして感情的な対立が更に社内で演じられると本人たちだけではなく他の社員の業務にも少なからず悪影響を及ぼすことは容易に想像できます。
また、上司、部下の関係であればパワハラに発展するかもしれません。いずれにせよ、業務上の支障を引き起こしかねません。
平穏無事に過ごして職場結婚ということになった場合、現在では結婚後も女性は継続就業することが多くなりましたが、それでも退社するのは一般的に圧倒的に女性が多く、寿退社ができるのは恵まれた人かも知れませんが、もし、彼女が優秀な人材で、会社としては何としても残ってほしいと思っていても強くは言えず、惜しい人材を失うということにもなるかも知れません。
以上のような理由だけではないケースもあるかとは思うのですが、会社としては業務上での影響を避けるために、恋愛を禁止するのではないかと思います。
個人的には、会社には人の恋愛にああだこうだと口出しをする権利はないと思います。第一、恋愛はしようと思ってするものではなく自然に起こるものなので、禁止しても全く無駄であるとも感じられます。恋愛は個人的なことだし第三者は口を挟まないことです。社内でイチャついたりと仕事上で気分を害するような行動が目立つようなら注意は必要かと思いますが。うまくいって社内結婚できたらそれはそれで素敵ですしね。会社がきっかけとなり縁を紡いだカップルが仲睦まじくする様子を会社側はどうか温かく見守ってほしいものです。